頭皮のツボ

頭皮のツボ

頭皮のツボだけでなく、ツボを刺激することによって体の不調部分を改善できると東洋医学では言われています。

これは経絡と呼ばれる人のエネルギーの通り道があり、経絡と経絡の間にはツボがいくつもあることで、刺激すると改善されると言われています。

頭皮のツボを刺激することで、頭皮の血行が良くなります。
すると毛根に栄養分が運ばれやすくなることから薄毛の改善や発毛効果、頭痛・肩こりの解消に効果が期待できます。

頭皮にも効果的なツボがいくつも用意されており、定期的に意識付けをして刺激してあげることで、上記のような悩みを改善できるとされています。
では、頭皮にもあるツボとはどのようなものがあるのか、説明していきます。

①百会(ひゃくえ)

百会は頭頂部のちょうど中心に位置するツボです。
つむじの場所にあるので分かりやすく押しやすい場所ですね。

百会と呼ばれるこのツボは、自律神経の乱れを改善するツボとして有名です。
自律神経が乱れることで血液の流れが悪くなり、結果的に頭皮に栄養分を運べず健康的な毛髪を作り出すことができません。

特に女性のびまん性脱毛症の原因はストレスや生活習慣の乱れからくるものが多いので、百会を押してストレス解消を心がけておきましょう。

②和髎(わりょう)

和髎はこめかみにあるツボです。
特に眼精疲労全般に効果のあるツボで、何気なく目がかすんだり疲れていると感じた時に押したことがあるのではないでしょうか?

実は何気ないこの行為、正解だったんです。
和髎は目の神経が通っているため、刺激してあげることで疲れ目を解消しながら、頭痛や肩こりなどにも効果があります。

近年スマホやパソコンの普及に伴って、疲れ目している現代人が多いので、1時間に1回は和髎を押して目を休ませてあげましょう。

③天柱(てんちゅう)

天柱は首の後ろ側にある、くぼみの部分にあたるツボです。
美容室によっては異なるかも知れませんが、筆者が今まで通ってきた美容室はシャンプー時に良く押してくれます。

頭痛、首コリ、肩こりに効果があり、血液の巡りを良くしながら不快感を解消してくれるツボです。
和髎と同じく、疲れ目にも効果があるので、一緒に押してあげましょう。

④風池(ふうち)

風池は天柱のすぐ外側にあるツボです。
天柱の近くにあるので、混合しないようにしましょう。

天柱の指1本、数センチ外側にある風池は首から頭にかけて流れる血流を解消する効果があります。
血行不良を解消することで、片頭痛、肩こり、薄毛の予防解消などの恩恵を得ることができます。

頭皮にあるツボでも有名で効果のあるツボを書きました。
実際にわたしもデスクワークで仕事をするかたわら、家でもスマホゲーム、パソコンばかりしているので、どれも毎日押しているツボです。

これを日課にするようになってからは、毎日身体が楽になっているので、是非ためしてみてください。

ポイントとしてどのツボも強く押し過ぎないことです。
特に頭皮のツボに関しては、脳の毛細血管が色々あるため、先端が鋭利な足ツボを押すようなものではなく、指の腹を使って気持ちいい程度で押しましょう。